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専任の先生 ご紹介

進路等就職に関する悩みには、これまで数多くの学生さんの相談に応じてきた専任の先生が応対します。

■伊集院 正 先生(元一橋大学就職情報室チーフアドバイザー/元ディスコ(株)顧問/ほか)
学生支援相談室 在席日時:原則毎週金曜日14:00~18:00(予約制)

■先生より学生の皆さんへメッセージ

平成30年3月
伊集院 正

 就職活動がうまく行くための秘訣は、至極明快で、面接を受ける人から「あの学生は、いい感じがするな、こんな学生と一緒に仕事したいな。」と思わせることが大切です。

 皆さんは、初対面の人にたいして「あの人はいい感じがするな」と思うことがあるでしょう。

 どのような時に、その人から、いい感じを受けますか。例えば、「明るく健康そうに見える」「話をしていて楽しい」「話のタネが尽きることがない」「味がある人柄だ」「考え方がしっかりしている」「誠意が感じられる」「人柄に温かみが感じられる」「反応が良い」などの印象を受ける人がそうではないでしょうか。「やる気がある」「学校の成績が良い」「資格を持っている」「インターンシップの経験がある」「会社のことをよく知っている」「大人の感じがする」「文章が上手い」などについては、そうであった方が良いですが、それがあるからと言って、相手にいい感じを与えるとは限りません。

 「相手に良い感じを与える」あるいは「相手に良い印象を与える」ためには相手と「打てば響く」関係になるということです。それには、自分の全神経を相手に集中し素直に相手を受け入れ、それに適切に反応することです。それは、「相手の人と心の交流が行われる」ということであり、それには「感性が豊か」でなければなりません。「より豊かな心を抱く」ためには、常日頃「真・善・美」の世界を追求する努力を怠らないことです。

 従来から、大学教育の中で教養教育の強化を図ることの重要性が指摘されていますが、いわゆる教養を磨くことが大事です。教養を磨くためには、物事に対して新鮮な興味を抱くこと、自分の心の中にポケットを数多く持つ努力をすること、物事を素直に受けとけるための謙虚な気持ちを持つことも大切です。当たり前のことですが、中身が空っぽな人には、他人は魅力を感じません。

 就職活動には、とかくエントリーシートの書き方、面接の受け方などのテクニック的な事柄に関心が行きがちですが、「自分との対話に心がけること」「自分を磨くこと」がより大切であることを再認識してほしいと思います。それには、日々の努力の積み重ねが必要でその習得には時間がかかりますが、そのような努力を重ねた人には、必ず自分の希望するような就職活動ができることでしょう。

 また人間は、ただじっとしていて考えるだけでは、物事の本質を理解することはできません。経験して初めて物事の本質が分かることが圧倒的に多いです。経験するためには、行動することが必要です。私は、長年大学生のキャリア支援に従事して参りましたが、個々の学生ごとに、その大学生が直面している問題点を明らかにし、改善するための具体的な行動目標を明示し、学生が行動に移すための勇気を持つように促すことを心がけています。「教えることは、自分が教わること」そういう気持ちをもって学生の皆さんと接しています。


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